壁と同じ顔をした隠し扉、廊下を歩くたびに目が止まる3Dプリンターの壁。この家の建具はすべて、見た目だけでなく「使いやすさ」を起点に設計しています。手が不自由な自分が毎日触れるものだから、取っ手の形ひとつも妥協しない。
閉じれば完全に壁の一部。来る人が必ず「えっ」となる、この家のいちばんの仕掛けです。スガツネ工業のソフトクローズ丁番(MFU1200型)を使い、表面を軽く押すだけで開くプッシュ式にしました。取っ手が不要なので壁との境界が消え、見た目も使い勝手も同時に解決しています。
閉じた状態 — 壁にしか見えない
開けた状態 — 収納が現れる
使用部材:LAMP ソフトクローズ丁番 MFU1200型(スガツネ工業)。プッシュラッチ+ソフトクローズ内蔵、最大70kg対応、開閉10万回クリア。
廊下を歩きながら撮影したウォークスルー動画です。隠し扉・3Dプリンターウォール・配線カバーアートなど、この家の仕掛けが一本の動線の中に凝縮されています。
太陽光発電の屋内配線を通す経路に、3Dプリンターで出力したきのこ型のパーツを連続して取り付けました。木材に45度の溝を刻み、パーツを差し込むだけという構造で、接着剤もビスも不要。1個壊れても抜いて差し替えるだけで直せます。
サンリオ展で感じた「かわいい」の造形ロジックと、草間弥生の「連続する有機体」という発想を掛け合わせたデザインです。
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