Interior / Joinery

製作建具。

壁と同じ顔をした隠し扉、廊下を歩くたびに目が止まる3Dプリンターの壁。この家の建具はすべて、見た目だけでなく「使いやすさ」を起点に設計しています。手が不自由な自分が毎日触れるものだから、取っ手の形ひとつも妥協しない。

01 — Hidden Door

隠し扉。壁が、開く。

閉じれば完全に壁の一部。来る人が必ず「えっ」となる、この家のいちばんの仕掛けです。スガツネ工業のソフトクローズ丁番(MFU1200型)を使い、表面を軽く押すだけで開くプッシュ式にしました。取っ手が不要なので壁との境界が消え、見た目も使い勝手も同時に解決しています。

隠し扉の開閉の様子。押すだけで開く。
閉じた状態。壁と完全に一体化している。

閉じた状態 — 壁にしか見えない

開けた状態。収納スペースが現れる。

開けた状態 — 収納が現れる

使用部材:LAMP ソフトクローズ丁番 MFU1200型(スガツネ工業)。プッシュラッチ+ソフトクローズ内蔵、最大70kg対応、開閉10万回クリア。

02 — Hallway

廊下は、歩くたびに発見がある。

廊下を歩きながら撮影したウォークスルー動画です。隠し扉・3Dプリンターウォール・配線カバーアートなど、この家の仕掛けが一本の動線の中に凝縮されています。

廊下のウォークスルー。製作建具と3Dプリンターウォールが並ぶ。
03 — 3D Print Wall

太陽光の配線を、アートにする。

太陽光発電の屋内配線を通す経路に、3Dプリンターで出力したきのこ型のパーツを連続して取り付けました。木材に45度の溝を刻み、パーツを差し込むだけという構造で、接着剤もビスも不要。1個壊れても抜いて差し替えるだけで直せます。

サンリオ展で感じた「かわいい」の造形ロジックと、草間弥生の「連続する有機体」という発想を掛け合わせたデザインです。

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